道楽じみている

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思いつきを深掘りする雑記

売れないバンドを売ってみる!マーケティング戦略で注目を集める3つの方法

前回の記事。

めちゃくちゃ多くの反響を頂き、ちょいとビビり気味のオニペタです。

あれなんですね。

「ジャズ名盤」ってはてなで物議を醸すネタだったみたいですね。いやまぁ、自分でも読み返したら表現がイマイチだったところが多々ありましたけど…。

ただ、辛辣な意見もなぜか嬉しかったりしたんですよね。

 

おおーーー言うねーーー!そうきたーーー??

 

ってな具合でひとりウンウン唸りながらブコメ読んでました。みなさんツワモノなんですもん!!

で、夜な夜なブコメに書いてくれたオススメ曲を片っ端からApple Musicでチェック!これがヒジョーーーーに楽しかったです!!

というのも、いま自分の私生活で「一緒にジャズを語れる人」ってほとんどいないんですよねぇ。哀しいことに。

だから、こーゆー機会に自分の好みをさらけ出して、いろんな方の「感覚」を知れてホント嬉しかったです。

本当にありがとうございます!!

ジャズ好きって何気に多いんですかね?

さらに前回の記事を公開して、自分が一番気になったのが・・・

「ジャズって隠れファンが何気に多い?」

ってこと。これにはホント驚きました。

だってジャズって普通に生活してても絶対話題にならないでしょ?テレビでもほとんど目にしないし。(上原ひろみはたまに出てるけど)

話題にすらなってない情報をわざわざ集めて、自ら行動を起こさないと絶対たどり着かないと思うんですよねー。ジャズって。

24時間テレビを観ることに比べたらそびえ立つ程のハードルですよ。もう雲泥。

 

ちなみに自分は20代前半までジャズ崩れみたいなバンドをやってました。

だけど「やっぱジャズなんて売れないよなぁ」っていう勝手な思い込みで辞めちゃったんです。

で、就職して、結婚して、子供ができて、いま34歳…。

はぁーーーーーーー・・・

ジャズ続けてたら良かったなぁぁぁぁぁーーー!!(演奏レベルは置いとくとして)

今の時代にバンドが売れるには?

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先日こんな記事を読んだんですけど、当時の自分を思い出して泣きそうでした。

売れないバンドマンの現状ってホント悲惨なんですよ。

なんやかんやお金もたくさんかかるし、自分もバイト代はバンド活動に全て注ぎ込んでました。

まさに、金なし・暇なし・彼女なしの三重苦。必然的に音楽以外のことは遮断せざるを得ないんです。

まぁ、好きでやってることだから文句言っても仕方ないんですけど確実に視野は狭くなります…。

 

でですね、

 

いま仕事絡みで、とあるバンドのマーケティングとかプロモーションに関わってるんです。超アマチュアバンドでライブ動員なんて一桁みたいな状態なんですけど、つい最近頼まれたんですよね。

で、今この時代にバンドを全力で「売ろう」としたらどんな事例が参考になるかなーーって色々調べてるところなんです。

考えてみると最近の売れてるミュージシャンってみんな戦略家

ただ単に音楽が良くてもなかなか日の目を見ないんですよねぇ。何も考えないで音楽だけしてると、ゴッホが生前1枚しか絵が売れなかった・・・的な感じになっちゃう。

そんなわけで、今回はバンドが売れるためのマーケティングやプロモーション事例を深堀りしてみました!

① YouTubeを使った成功例 (サカナクション)

「音楽なんて音源さえ聴けたら良いんだーー!」って人もいると思うんですけど、自分は何かしらの映像もセットで観て音楽を楽しむほうでした。

小学生の頃はお年玉を握りしめてエックスのライブビデオを買ってましたね〜。VHS高かったんですよ〜。これは未だに手放せませんね…。

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ちなみにエックスって、まだビデオデッキがあんまり普及してない頃からライブでビデオを配ってたみたいで、

「特典でビデオデッキまでセットで配る」

って荒技までしてたみたいなんです。いくらお金かけてたんだろ…。

 

でも今は映像を作ることも公開することも随分ラクになりました。

だからこそ、その内容が大切になってくるんですけど、この辺を見越して成功したのがサカナクションだと思うんです。

キッカケになったのは「ネイティブダンサー」って曲のMVなんですけど、このタイトルとアイキャッチには物凄いインパクトがあります。

 

「ダンサーのネイティブってなんか凄そう!」

「スニーカーが光っててカッコイイ!」

 

って思わせて動画を観てもらうようにアプローチしたんだと思います。

(ちなみに自分もまんまとこれに引っかかって観てしまったクチです)

 

で、観てみると、光るスニーカーが華麗にステップする映像で引き込まれるんですよねぇ。

楽曲ともマッチしてるし「サカナクションって何者?」って話題になりました。

当時としては公式動画でYouTubeにアップするのは珍しかったから尚のこと注目を集めたんだと思います。

結果、この動画は現在までに1,100万回以上再生される動画になりました。

 

で、続く「アルクアラウンド」って曲のMV公開で一気に爆発します。

歌詞を小道具で見せていく長回しの映像はホント素晴らしいアイデアでした!凄いのひと言!

なんか繰り返し観ちゃう麻薬のような映像なんですよね。

楽曲も売れ線の曲調ってことで、サカナクションの知名度はここでうなぎのぼりになりました。

 

観てみるとわかるんですけど、そんなに莫大な費用がかかった映像じゃないと思うんですよね。これを観ると製作費よりアイデアのほうが大事なんだ〜って思わせてくれます。

ちなみに再生数は現在までに1,900万回以上!凄すぎ…。

 

今までバンドマンってライブの動員を地道に増やしていってCDを売るって方法しかなかったけど、YouTubeを使いこなせば5段飛びくらいで売れるんじゃないでしょうか。

ジャズマンとかテクニックに走るミュージシャンって「俺の演奏を聴けー!!」みたいになりがちなんだけど、こーゆー付加価値を付けることが人気の秘訣だったりするんですよね。

② SNSをうまく使う (THE YELLOW MONKEY)

ライブのMCとかで・・・

「みんなーー次回のライブ!Twitterでどんどん拡散しちゃってねーーー!」

ってやつは500%拡散しませんよね。絶対無理。

ステマじゃないにしても誘導がふんだんに含まれてるし、なにしろ面白くない。

かといってSNSで広告を出すのも少し違うと思うんですよね。バンドの集客に「PR」とかマークが付くと急にうさんくさくなっちゃう気もするし。

 

で、思い返してみると、最近SNSを絡めたプロモーションでセンス抜群だったのがイエモンなんです。

イエモンは長い間活動休止してたんですけど、ある日、渋谷駅前の東急百貨店の壁面に「謎のポスター」が貼られたんです。

そこに、WEBページのURLが大きく書いてあって、さらに謎めいた「金のさなぎ」の写真と日付と時間。他に情報はなーーんにもないんです。(誰の広告なのか書いてない)

 

これ・・・気になりますよね?

 

で、そのWEBページを見るとカウントダウンタイマーとポスターと同じさなぎの写真が写っているだけ。うーん。謎すぎる…。

 

渋谷駅前の一等地に貼ってあるポスターの出どころ不明って仕掛けとしてかなり面白いと思うんです。「なにアレ?」って会話が生まれやすいし。

情報が溢れてる時代に極力情報をださないという「逆」を突いてきたんです。

結果、この作戦が見事に的中して爆発的にSNSで話題になりました。

 

「もしやイエモンが復活するんじゃないか?」って噂が広がったんです。

 

URLを逆から読んで頭文字からイエモン復活を予想した人が現れたらしく、どんどん噂が拡散しました。

で、ファンの期待が最高潮に高まった絶好のタイミングで・・・復活発表!

 

インパクトありすぎでしょう。これは。

まぁ、この事例は広告にお金かけすぎなんでアマチュアバンドマンが真似できる規模の話じゃないんですけど、SNSって作為的にやってもうまくいかないんですよねぇ。

お金をかけなくても、こーゆー面白がれるアイデアはやっぱ有効だと思います。

③ キャラクター戦略 (最近みんなコレ)

日本人はキャラクター大好き。

最近はこれが売れるバンドの飛び道具みたいになってますよね。

古くはやっぱり「聖飢魔Ⅱ」ですが、デーモン閣下のウィキペディアなんて読み物としても面白いレベルですもん。

前地獄副大魔王にして悪魔教教祖。「神ゼウスによって約10万年もの間地獄に封印されていたが、ゼウスの封印力が弱まり再び蘇り、人間界へと降り立った。「紀元前98038年11月10日に発生、地獄の都Bitter Valley地区出身」、悪魔としての本名は地球上では可聴音域で発声できない(発声しても口パクにしか見えない)ため不詳とされる。

キャラクター戦略をここまで徹底してる閣下には尊敬の念しかありません。売れるべくして売れてますよね。小暮さんは。

 

で、最近だと覆面が主流になりつつあります。

覆面その①「MAN WITH A MISSION」

オオカミ姿でのライブは異様にカッコよく写るんですよねぇ。

覆面その②「SEKAI NO OWARI」(DJ LOVE)

一人だけ覆面というパターンで意表を突いてます。

覆面その③「BEAT CRUSADERS」

お金のかからない覆面でもオーケーという事例。

覆面その④ 「Daft Punk」

近未来型の覆面はインパクトあります。

覆面その⑤ 「ももいろクローバーZ」

アイドルもこーゆーことをしちゃう時代なんですね。

どこか謎めいた雰囲気だったり「なんで覆面なんだ?」って話題になりやすいんでしょう。

まぁ、覚えてもらいやすいって効果は抜群だと思います。

芸人さんだって、最近は「キャラ芸人」ばっかだし、やっぱり見た目のインパクトって大事なんですね〜。

普段着でライブしてたあの頃の自分に喝を入れたい…。 

まとめ 

どんなに素晴らしい曲を作っても、聴いてもらえなければ意味がない。評価される土俵にも立ってないんだから…。

それなら「覆面ジャズYouTuber」とかでキャラを前面にアピールしてから曲を聴いてもらったほう受ける印象も変わると思うんですよね。

やっぱり第一印象のインパクトって大事。

バンドマンはまずデーモン閣下のウィキペディアを読むべきですね!

ということで、今日はここまで!