道楽じみている

道楽じみている

思いつきを深掘りする雑記

事件は海のシャワーで起きた

山の日の前日、無理くり有給休暇を取って家族旅行とやらに行ってきました。

お盆休みが無いことはわかってたので、なかば強引に休んで旅行に行くという運びになったんです。

家族からの圧力

というのも家族からの圧力がハンパないんですね。どっか連れてけオーラが日に日に威力を増してるわけです。もう気づかないフリも限界レベルで・・。

ヤンチャ盛りの子供たちと、日頃のストレスを発散したい妻。

「仕事」という印籠さえも効果がなくなるほどの勢いで山積した不満が押し寄せてきてたんです。

 

で、最終的にはこんな議論に・・・

 

妻「じゃあ、なんのために仕事してるわけ!?」

オニペタ「せ、生活のためでしょ」

妻「夏の旅行も生活の一部じゃないのーー!?」

オニペタ「今年はとくに忙し・・」

 

息子(5歳)「そんなの関係ねぇ!そんなの関係ねぇ!」

 

8周くらい遅れて「よしおブーム」がきてる息子。

ただ、その言葉にハッとさせられたんです。

 

(た、たしかに・・・そんなの関係ねぇ…。)

 

息子「ハイ!オッパッp・・」
オニペタ「みなまで言うな!!」

 

息子「!!!」

オニペタ「明日、休めるか聞いてみるよ!」

 

ここらで大黒柱として「やったるぜアピール」を見せつけておかないと家の力関係が崩れかねません。まぁ、すでに下位にいる可能性が高いんですけどね。

ただ、ここらで一発逆転のエンタイトルツーベースくらいは打たないと否応無しにレギュラーから外されます。オカズが一品減らされます。

そろそろ監督(妻)のご機嫌伺いをしないと色々問題が起きそうなので頑張りましたYO!

急遽、旅行に行く

そんなこんなで、意を決して職場に休暇申請を試みたんです。

するとあっけなくオーケー。ただしスケジュールの都合で「それなら明日休んでいいよ〜」てな感じになりました。

 

・・・はい。お察しのとおり、これじゃ予定もへったくれもありません。

前日(しかも夜)に、宿泊先を探し始めたんですけど、なかなか良いところが見つからない…。うーむ、困った。

すると妻がこんなことを言いました。

 

妻「ねー、下手なとこに泊まるくらいなら車中泊で良いんじゃない?」

 

おおお!!!なんという妙案!!!

その手がありましたかーーー!!!

 

この会話をしてたのは夜9時だったんですが、急遽、車中泊プランに変更して夜のうちに出発することになりました。

で、すでに寝てる子供たちを車に乗せて出発。

行き先は「伊豆」になりました。完全に思いつきです。

15年くらい前に1度だけ行った「入田浜」という海水浴場を思い出して、そこへ向かうことになったんです。

公式サイトはチラ見しましたけど下調べはほとんどゼロ。

途中、サービスエリアで仮眠を取りつつ無事4時間ほど走って無事到着しました。

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絶好の海日和です。

思えば「海なし県」で育った子供たちは、海をほとんど見たことがありません。

起きたらトンデモナイところにいるぅぅーー!ってな子供たちの表情を見て、頑張った甲斐があったと思いました。素直に嬉しかったです。

 

ただ、5歳の息子は海よりも水着のお姉さんに衝撃を受けてる様子。

 

息子「ああーー!オッp・・」

オニペタ「みなまで言うな!!」

 

至近距離で指差し確認を繰り広げる息子を制止するのは至難の技です。気持ちは痛いほどわかるが口に出さないでくれ。

シャワー事件

と、そんな感じで楽しく海水浴を楽しみまして、砂にまみれた体をシャワーで流したいわけです。

確認すると、

「シャワー3分300円」

という張り紙とともに、掘っ建て小屋が建ってました。平たく言うとボロ小屋。

どうやらこれが「シャワー室」みたいなんですね。

 

シャワーを浴びてる最中に全ての壁が開くドッキリ番組ってありましたよね。いかにもあれが起こりそうな佇まいなんです。

 

でもまぁ仕方ない。ここで浴びるしかないんですが、ここでちょっと魔がさしたんです。

 

オニペタ「3分なら全員で一気にイケるんじゃない?」

 

聞いてみると妻もその気だったらしく、家族全員(4人)でシャワー室に突入することになりました。

ただ、入ってみると1畳くらいの個室。

水着を脱ぐのも一苦労な状況でなんとか全員裸になります。

そして、300円を入れると頭上から頼りない水量のシャワーが放出されました。

で、この時気づいたんですけど、なんとこのシャワー完全固定式なんです。

頭上のシャワーヘッドが固定されたまま動かせないタイプなんですね。海外でよくあるやつ。

 

オニペタ「うわ!これ動かないやつじゃん!」

妻「ホントだ!ていうか、こっちまでシャワーが全然かからないんですけど!」

オニペタ「あ!ごめん!背中でシャワー全部受け止めてた」

息子「ね〜、ボクの水着どこに置いておく?」

妻「とりあえずここに置いて!」

娘(2歳)「きゃゃゃーーーー!(シャワーを怖がってる)」

 

こんな会話を全員全裸でしてました。

 

ちなみに個室のドアは上下に隙間があって、下手したら足とか見えちゃうくらい貧相なシロモノ。

なので個室での会話なんて外にダダ漏れなんですね。後ろで順番待ちしてた大学生風グループは何を思ってこの会話を聞いてたんでしょう…。

 

で、結局「芋洗い状態」で全員の砂を取り除き、3分のタイムリミットがきました。なんとか間に合ったので良しとしましょう。

 

・・・と、安心したのも束の間、

 

ここで大問題が発覚します。

 

なんと、着替えを忘れたのです。

正確には、全員分のタオルから着替えまで入った袋をドアの向こう側に置いてきたという…。

 

完全にやっちまいました。

 

ドアの向こう側には大学生風グループが並んでます。彼らと我々には一枚のドアしか隔りがない状態。

ただ、冷静に考えたら彼らに袋を取ってもらえばいいんです。ドアには下に隙間があるわけだし、そこから投げ込んでもらえばいい。

 

オニペタ「あの袋ってどの辺に置いたっけ?」

妻「どこだっけ。全然覚えてないよ〜」

オニペタ「白地の袋だったよね?」

妻「そうそれ。キュッって閉められるやつ」

 

 

と、その瞬間・・・事件が起こりました。

 

 

バン!!っと勢いよくドアが開け放たれ、息子が満面の笑顔で、

 

「ここにあるよ〜!」

 

と、袋を持ってきてくれたんです。

 

・・・

・・・

 

彼はやってくれました。

 

ヒーロー気取りのドヤ顔。

悪気ゼロです。

 

そして・・・

完全なる裸族の我々と、シャワー待ち大学生風グループ(男3・女3)が、バッチリ目を合わせた瞬間でもあります。

 

「時間が止まる」

 

というのは、こういう時の流れを指すんでしょうね。永ちゃんもビックリです。

そこにいた全ての大人が声を発せないという異様な空気に包まれてました。

そして自分はなぜか会釈をしてドアを閉めたんです。全裸で会釈してもほとんど効力はなさそうですが、そうするしかなかったんです。(大人の対応)

 

正味4秒ほどの出来事。

 

閉めてからは黙々と着替えました。全員ほぼ無言です。

ドヤ顔の息子を叱る理由もないので、ただただ着替えることだけに集中しました。

 

着替えながら色んなことを考えたんですが、これは「被害者」の多い事件です。

被害が大きい順にまとめると・・・

第6位  息子

彼はどちらかというと犯人ですね。無傷です。

第5位  男子学生

彼らも無傷ですが、気まずい雰囲気を味あわせてしまった点では被害をこうむってます。すまへん。

第4位  オニペタ

自分も一応被害者です。若い学生さんに見られても恥ずかしくない体なら良かったんですが、いかんせん恥ずかしい体なもんで。

第3位  娘(2歳)

まだ幼児ですがやっぱり被害者です。記憶には残らないでしょうが、いずれこの話をしなければいけない日がくるでしょう。娘よ!すまん!

第2位  女子学生

これはリアル被害者ですね。見たくもないもの見せてしまって大変失礼しました!!

第1位  妻

ダントツですね。

老夫婦に見られたならともかく、自分より10歳以上若いであろうピチピチの男女に見られてしまった衝撃たるや・・・ショッキングだっただろうに。

シャワーの後で・・・

シャワーから出る時も気まずいわけです。マイファミリーはそそくさとビーチから退散しました。

 

小走りで車に乗り込みひと息ついたんですけど、妻があれからひと言も言葉を発してないのが気がかりです。

 

何て声をかけよう…。

 

頭フル回転で考えてたんですけど、妻のほうから話し始めてきました。

 

妻「びっくりしたねー!学生さんたちには申し訳なかったね」

オニペタ「え?見られてショックじゃなかったの?」

妻「まー恥ずかしかったけど、もう会わない人だし全然平気」

オニペタ「そーなの?てっきり落ち込んでるのかと思ったわ」

妻「むしろ彼らの顔を思い出すと笑える!みんな真顔で面白かったー」

 

なんという強者の発言でしょう。多分これ本心です。マーーーッタク気にしてませんでした。

女性って見られてもこんな感じなんでしょうかねぇ。

まとめ

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そんなこんなで、久しぶりの海水浴は我が家だけヌーディストビーチになるというオマケ付きでした。

むしろ自分のほうが「妻の全貌を見られたこと」にショックを受けてたのかもしれませんね。

ただまぁ、久しぶりに浜辺に降り立ちましたが、あの場所はかなり高確率でそーゆー事件があるのかもしれません。

ちなみに息子は、海で遊んでた時に「見た」と申しておりました。うらやましいぞ!

みなさんも海水浴の際はお気をつけください。

ということで、今日はここまで!