道楽じみている

道楽じみている

思いつきを深掘りする雑記

専業主婦になりたいと言った妻が苦しんでいる

子育てとは大変な労働です。

平日、我が家は自分が外に出て生活費を稼ぎ、妻が子供たちの生活を担うって感じのスタイルでやってます。

平たく言うと、完全に分業制。(言い方はアレですが・・・)

なもんで、妻は俗に言う「専業主婦」というやつなんですねぇ。

専業主婦の仕事

家に居ながらにして、掃除、洗濯、料理、洗い物、子供の世話などの実務を担うのが専業主婦。

子供は当たり前のように、

「お腹すいたーーーー!!!」

「アイスーーーー!!!」

って騒ぎ立てるし、このクソ暑いさなかに兄妹ゲンカが始まればその仲裁に入らなければならない。

まぁ、それが子供の仕事なんだけど、いつでも笑顔で対応できる教育本の著者みたいな精神になるのは本当に難しいことです。イライラするのは必然でしょう。

たまに自分が子供たちの面倒をみて妻が出掛ける日もあるんですが、これを平日の5日間続けている妻には最大の敬意をはらってます。

最低限、自分のことは自分でしなければなりません。

 

ただ、つい朝の慌ただしい出勤前の時間とか、

「靴下どこ??」

・・・と、洗濯物の在りかを妻に聞いてしまうことがあります。

 

自分で探せばいいのですが、こちらも1分1秒を争う緊急事態。

そっと妻に声をかけると、

 

「こちとら、まだ寝てるんじゃい!!!」

 

という心の声を押し殺しながら、的確に靴下の場所を教えてくれます。

そしてまた眠りにつく妻。

相当疲れが溜まっているんでしょうね。

専業主婦の苦しみ

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専業主婦の仕事というのは、生活をまわすために朝から晩まで働くことが「あたりまえ」のこととして日々が過ぎていくわけです。

かたや自分は外で仕事をする。

外での仕事は分かりやすい形で「対価」が発生するし、あわよくば喜ばれたりすることもある。

・・・ここに妻は虚無感を感じるみたいなんですね。

 

「私の仕事は誰にも評価されない」・・・と。

 

もちろん自分としては感謝の気持ちを伝えてるんですが、そーゆーことじゃないみたいなんです。

なんというか、大人として大人と会話する時間が激減すると「自分が社会から取り残されているような感覚」に苛まれるということでした。

地域の狭〜い世界で毎日毎日過ごしてるので、ニュースを観てもどこか遠い世界の出来事のように感じてしまうようです。

本人は「ラプンツェルみたいな感覚」と言っておりました。(ずいぶん飛躍してます)

妻の変化

子供が生まれるまで働いていた妻が専業主婦になったのは妻自身の選択なんですが、それから5年経って色々思うことがあったんでしょう。

本なんて全く読まなかった妻が図書館に通ってあらゆるジャンルの本を借りるようになったんです。

DIY、ガーデニング、育児、家事の歴史、ミニマリスト、石鹸、ハーブ・・・・

あらゆる本を仕入れてきて、その時々のブームによって一家の生活がガラッと変わるという・・・。

シンプル生活にハマった時、洗濯板を使って洗濯してる姿を目撃した時はさすがに目を疑いました。

子育てのプレッシャーとストレスは、どこかで発散しないとバランスが保てないのかもしれません。

まぁ、変化がある生活は面白いし応援してあげたいと思ってるんですけどね。

ただ、少し心配・・・

子供たちのワガママが度を越した日なんかは、帰宅すると「抜け殻」のような表情をしてる日があります。

数ヶ月前もそんな日がありました。

こういう日は、たいてい帰宅前に怒涛の愚痴LINEが届くので覚悟を決めて家に入る必要があります。

 

「失言、ゼッタイダメ」

自分の中でこのスローガンを掲げてドアを開くと、家の中はオモチャまみれ。

子供たちは寝ていて、オモチャが散乱する中で佇む女性がマイワイフでした。

片付ける気力がないことは全身に纏うオーラでビシビシ伝わります。

「背中で語る」というのはこういうことでしょう。

なにやら本を読んでるようでしたが、明らかにおかしな空気が流れてます。

 

「た、ただいまぁ〜」

と、声をかけると無表情でこちらを振り向いて「おかえり」という言葉をようやく絞り出すような状態。

うん。これはヤバイ。

 

ただ、こういう日は「聞き役に徹するのが吉」という護身術を結婚生活の中で身につけてきました。

「大丈夫?」

まずは軽くジャブを打ってみるしかありません。

おそるおそる聞いてみたんですね。

 

ただ、妻は微動だにせず無表情のまま。

いつもならマシンガントークで出来事を語ってくれるんですけど、この日は明らかに様子がおかしいんです。

LINEの内容からは子供とのちょっとしたトラブルが発端だったみたいですが、予想以上の落ち込みようなんですね。

これは、聞き役作戦じゃ対応できないかも・・・。

 

で、ちょっと自分も混乱気味だったんですが、勢いにまかせてこんなことを言ってみたんです。

 

「こ、今度ふたりでデートでもしようか?」

 

突拍子も無い言葉に自分自身驚いたんですが、考えてみたら子供が生まれてからの5年以上、ふたりで出掛けたことがありません。

子供を預けることも現実的に難しい。

ただ、その時はそんな現実論を語る空気じゃなかったんです。

 

すると・・・妻はその言葉を聞いた途端に笑顔になりました。

もはや「ご満悦」なんです。

 

おおーーーー助かったーーー!!!

ホッとしてそんな思いが先立ちましたが、この時は自分も少し反省しましたね〜。

 

専業主婦って子供たちの「お母さん」であることに間違いないんですけど、同時に自分の「妻」でもある。

ただ、子育てに必死になってしまうと、このバランスが崩れるんですよね。

今年は結婚10年目なんですが、こーゆーところが自分には全く足りてなかった。

実は夫婦円満ってこの部分が大切なのかもしれませんね。

まとめ

そんなこんなでつい先日、妻と5年ぶりのデートに行ってきました。

行ったのは「落語の独演会」なんですが、その時の詳細はまた書きたいと思います。

5年前は20代だったんで、30代の初デート。

まぁ、たまには良いもんですね〜。

ということで、今日はここまで!